こんにちは、@Yoshimiです。
フリーランスで案件を探している時にDXというキーワードを見ることが多くなったのでDXをしらべていたところ、検定があったので、自分のスキルアップのため、単価アップのため受験することにしたのです。そして、検定結果も発表されたので、みんなと共有させていただきます!
目次
DX検定の概要
すいません、一旦、ホームページより抜粋させてください。
項目 | 詳細 |
---|---|
名称 | 「DX検定™(日本イノベーション融合学会*ITBT(R)検定)」 |
概要 | IT先端技術トレンド(IT)とビジネストレンド(BT)の知識検定 |
受検の前提 | なし |
試験概要 | 60分で120問の知識問題(多肢選択式) Web受検(自宅、会社のPCまたはタブレットでの受検が可能) |
レベル認定 |
成績優秀者はスコアに応じ、以下のレベル認定証が発行されます。
※レベル認定は2年間有効 |
受験資格はありませんので、大学生から社会人まで多くの方が受験可能です。受験開催日程は確か年2回だったかもしれません。
範囲は多すぎるので公式ページをみてください。公式ページ【DX検定™(ITBT(R)検定)】
日本イノベーション融合学会について
デジタルトランスフォーメーション時代に、 変化と競争にチャレンジし新たな価値を生み出すイノベーティブ人財を結集し、 異分野間の融合領域においてイノベーションを創出することで、 我が国の活力増進、社会経済力向上、国際貢献に資することを目的とする学会。 創設後4か年を経過し、新しいアイデアや、 イノベーションの種になり芽になる「モノ・コト・イシ」に関わる 老若男女の知(知識+知恵+知心)を取り入れ融合する活動を展開している。
正直、何をいっているのだか・・・今までIT業界にいた私としては、当たり前のことなのですが、それをわかりやすく表現したという感じかもしれません。
DX検定™ 企業での活用方法の例
- 社内のDX人財育成のきっかけに活用
- DX部門やDXプロジェクトの人材選抜に
- 新入社員・若手のDXへの興味を醸成するきっかけづくりに
- ベテラン社員のリスキリングのきっかけとして
- 組織分析による全社人財ポートフォリオ作成
- 自社の全国平均との比較に
- 社員のDX知識不足の気づきに
- 社内のDXリテラシーの現状の可視化
- フロント営業への先端技術知識、ビジネストレンド習得のきっかけづくり
- 社内のDX変革ムード醸成に
- 提案SE、エンジニアなど実務でIT技術を活用している人財のDX視野拡張
- 最新のDXトレンドを定期的に学習
たしかに、中小企業では、いまだに手書き文化が残っており、それを変えようとしない文化であることは確かです。それを変えようとしようというのであれば活用方法は明示しておいたほうがわかりやすです。
DX検定™を受検された方の所属企業抜粋
パーソルホールディングス/有限責任あずさ監査法人/カシオ計算機株式会社/川崎重工業株式会社/本田技研工業株式会社/株式会社日立製作所/大日本印刷株式会社/SCSK株式会社/NTT東日本/株式会社NTTドコモ/NTTコミュニケーションズ株式会社/etc…(順不同)
名だたる企業の従業員の方が受験されているようです。採用担当者がこのことを知ったら評価上がるかもしれませんね。嬉しい限りです。
DX検定の受験対策・勉強方法
ここからが皆さんの気になる「受験対策、勉強方法」です。
下記画像はDX検定で取得できたスコアがどのレベルなのかをマッピングしている図です。わかりやすくて良いです。私は742点でしたのでUXデザイナーレベル相当のようです。
前述にも述べましたがとにかく広範囲です。書籍一冊勉強すれば高得点が取れるという検定でもありません。身をもって知りました。
少しでも高いスコアを取得するには以下の対策を行うことをお勧めします。
- 協会推奨の書籍
- 協会推奨のDX Study eラーニング
書籍に関して、数多くのブログで紹介されていますが、全てを読み漁ると非常にコストがかかります。私の感覚ですが、各書籍から出題されても2、3問という感覚です。ですので、書籍は自分のスキルアップにつながる書籍を購入すればよいと思います。1年前の書籍であればメルカリで購入できます。
中でも手元にあって良いと思うのはAI白書です。私は、AI、機械学習関連に従事したいということもあり業界知識を身につけるため持っていますが、結構面白い本です。いかんせんお値段が高いのですが、個人的にはお勧めです。
DX Study eラーニングに関して、これは必ず申し込んでおくべきです。書籍をたくさん購入するよりもコストパフォーマンスもよく、非常に多くの問題があるためテスト対策になります。何回でも受講できるため、常に100点を取れるようにしておけば実際の検定試験でもスムーズに回答できると思います。
私が検定受験までにかけた実際の勉強コストは
- 書籍:AI白書 ¥3,600(メルカリ)
- 書籍:最新ITトレンド ¥2,068(メルカリ)
- eラーニング:DX Study ¥10,780(税抜¥9,800)
となります。
AI白書は一周読む程度、最新ITトレンドは2週、それ以外はDX Study を徹底的に行いました。
運もあったのかもしれませんが、無事DX検定 エキスパートランクになれたわけです。
どんな人におすすめなのか
さて、このDX検定がどんな方におすすめなのかというと、スキルアップを意識している人全般にはおすすめです。
理由は、DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とはとにかく幅が広く、知識を広げられるからです。たしかに、企業に属して自社のサービスの発展・成長、開発のみを行うのであれば不要な知識も多いです。しかし、その開発したアプリ、システム、サービスがどんな連携して活用できるのか?を考える良い機会になるからです。
若手社会人にもおすすめですが、あえてターゲットを絞るとしたら中小企業の経営者層は必ず受けても良い検定かなと思いました。
自分のスキルの殻を破って新しい事業への足掛けになるかもしれませんよ〜。
最後に
DX検定を受験してみて感じたことは、DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、めちゃくちゃに幅が広いということです。
私が思っていたDXとは、エクセル処理されている業務をTableauやDomoなどのBIツールで可視化し、分析スピードをアップさせる。それを、何かのツールと連携して通知し、経営判断に活用する程度だったのですが・・・恥ずかしいですよ・・・
とはいえ、DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)について、幅広くしれたことは非常にプラスで、業務の幅を広げることができたのは確かです。